月毎よむよむ

月毎の、お話と絵本

7月 夏越の祓え

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「夏越の祓え」 

   詞・ジャケット/ Aruzak-Nezon

 


どしゃぶり、桐下駄重くなる
日焼けしてない小指の先に
貝殻のせて
少し心を見せたきり

お宮さんの宇を借りて
大提灯をせえの、で仕舞う
あとは月曜にやりましょう

左へくるり
右へくるり
左へ来るくるり
右へ来るくるり
茅萱を廻って綺麗になって
初めて神さんの前へ行く

カンコンと石畳の音、消えたきり、
おみくじは、焦らせる
この夏はまだ、私のものではない

一年を半分に分ける日に
半年何をしましたか
半年何をやりますか

傘の列、傘の列
片付け半分のお宮に参る